カテゴリ:写真集( 4 )

現在オーストリアで開催されている ViennaPhotoBookFestivalで、2月に上梓した私の写真集が売れていると連絡が入った。
4月にも台湾のフェアーでshashashaが持って行った私の写真集が完売とのお話で安堵したところだ。
ただ国内では中継ぎを通してい無いため書店に並ば無いので、shashashaのweb販売のみとなっている。
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写真集の印刷立ち会いのためオランダのアムステルダムに行っていましたが一昨日帰ってきました。

今回印刷の立ち会いをして印刷技術は日本が一番良いのでは考えていましたが幾つかの面で違うということがわかりました。
まず印刷をする機械ですが今回はこの業界でよく使われているハイドロベルグの最新鋭機でした。ただ以前と違い自動化されていてオペレーターの技量というのがそれほど重要ではなくなってきていて、それよりも製版とかそれらをトータルでコントロールするディレクターの役割が大変重要だということです。このディレクターという職種があまり日本にははっきり無いようです。

それと紙ですね、日本の場合洋紙が入ってきたのが明治以降とヨーロッパとは歴史の差があるようです。現在でも日本の製紙会社は原料を輸入に頼っていてそれゆえに港の近くに工場があるようです。ヨーロッパの場合は自社の山を持っていてそこから原料を取るので山間に会社があるとのことです。これで何が違うかというと用紙の種類の差です。ヨーロッパは種類が多く安くて良質のものが手に入るとのことです。

そんな勉強をしながら私の写真集はできてきていました。

下の写真はアムテスルダム市内の夜景です。
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インクのにおいがまだ残る写真集が届いた。
7年前にふとしたきっかけで始めたこのシリーズであるが、それまでのチベットとかシルクロードの写真とは
全く違った取り組みとなった。自販機のある風景と言ってもモチーフとなる自販機はただの箱形の機械である。
普通だれでも街や自然のラウンドスケープを撮る場合自販機は外して撮っている。それを合えて自販機をモチーフに
撮るのだから試行錯誤の繰り返しであった。自販機の形はどうとってもフォトジェニックではない、しかし雪夜に輝く
自販機を見ている愛おしい存在に見えてきた。その辺りをまとめたのが今回の写真集になるが、これからは
ドキュメンタリーとして自販機のある風景をもっと深く捉えて行きたいと考えている。
とりあえず4月のコニカミノルタプラザでの個展が、一つの試金石になると思う。

このシリーズを撮ることにより写真の構成やモノクロプリントのスキルアップなど学ばせていただいた。
この撮影が無かったらこのような学ぶ場も無かったわけで、今はとりあえず感謝している。
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来月上梓予定の写真集の印刷立ち会いから帰宅した。
11日前に最終的な色校正をするため上京して、その後福島の取材をし又東京に戻り
印刷の立ち会いを行った。
正直印刷については全くの素人で何処までできるのかもわからない状態で
最終的な色校正に望んだ。
ただ編集者の西山氏の的確な指示でオリジナルプリントと一枚一枚丹念に付け合わせをして
行くにうちに印刷でもここまでできるのかということが見えてきた。ただこの段階では
製版への指示でここをくりぬくとこうなるとかやはり素人には出来上がりをイメージするのが
難しい。それでも製版への指示はここまでということで、色校正は終了した。
次の段階として、実際の印刷機と紙を使い試し刷りを行った。そこでも細かな指示をして
OKを出した段階でようやく本刷りとなる。
ここまでくるとオリジナルプリントに限りなく近くなり、どのような写真集になるのか
私のような素人にでもイメージできるようになる。
印刷の立ち会いを終えて思うのは、とにかくやはり信頼できる編集者に出会うことである。
編集者の技量が高ければ自ずと良いデザイナーに繋がり、腕の良い製版や印刷オペレーターに
繋がって行くということである。
FBのコメントでもお金を払っているのだからとことん妥協せずに印刷をすれば良いという
コメントなどもあった。ただそれは大きな見落としがあると思う。
やはり編集者がすべてを見通しチームとして機能いなければ良い写真集の制作は
できないと今回切に感じた。あくまでもチームとしての制作である。
この後は来週できてくるテスト判が楽しみだ。
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