<   2012年 08月 ( 4 )   > この月の画像一覧

東京都写真美術館で「自然の鉛筆」を見てきた。「自然の鉛筆」は世界初の写真集で、今回東京都写真美術館が所蔵しているダゲレオタイプから現代の写真作品までわかりやすく展示している。知識としてはダゲレオタイプとカロタイプが現代の写真の初めであることは知っているが、系統的のどのように発展してきたのかオリジナルプリントを見ながら知識を得て行くという場は今までなかった。
先日受講した山崎氏のセミナーで、ダゲレオタイプの簡易型のティンタイプがアメリカで普及をしたとオリジナルを見ながら聞く機会があった。オリジナルを見ながら聞く話というのは、写真の場合特に必要だと思う。
今回もカロタイプのポジが単塩紙から鶏卵紙に変わり現在主流のゼラチン紙に変わる様子が、解りやすく展示されていた。さらにエルグストーンのダイ・トランスファーのオリジナルプリントなども展示されていて、初めて見るエルグストーンのダイ・トランスファープリントには色の重たさを感じた。その他、都写美所蔵のシンディーシャーマンや数々の有名写真家のオリジナルプリントが展示されていた。
普通このような場ではせいぜい1時間ぐらいしかいないが、今回は3時間近く見入っていた。
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先週から出張続きで、現在は東京におります。

昨日は谷口能隆写真展「Passage-刻の痕跡」の最終日におじゃましました。
さすがこだわっただけのクオリティーのあるインクジェットプリントで感激しました。
会場のIPC東京広尾にぴったりの作品だったと思います。
会場で沢山の写真家やギャラリストととお話ができ有意義な一日を過ごすことができました。
さて今日は新宿の後横浜方面に向かいます。
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留萌本線、JR恵比島駅の前に中村屋旅館(旧黒瀬旅館)はある。NHKの朝ドラ「すずらん」のロケ地となった所でロケで使われた恵比島駅も明日萌駅として残っている。中村屋旅館(旧黒瀬旅館)は昭和20年代前半までは炭坑の景気でかなり繁盛していたようだ。現在は町に売却されカフェなどとして使われているようだ。昭和の面影を残すこの建物にも自販機はしっかりはまっていた。
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昨日は私たちのグループが主催をして、フォトクラッシック代表の山崎氏を迎えセミナーを開催した。午後1時から終了したのは午後8時と長時間にわたるセミナーだったが、貴重な山崎氏のコレクションを見せていただき有意義な時間を過ごすことができた。山崎氏は日本のファインプリントを牽引してきたPGI(フォトギャラリーインターナショナル)のディレクターを30年にわたり勤められた方で、この世界の日本の第一人者だと思う。
ダゲレオタイプから現代の写真家まで、山崎氏が所有する貴重なオリジナルプリントを系統的に見せていただくと本当に写真の深みがわかってくる。世の中はデジタルが主流で私たちの目がそれになれ、本当の写真の美しさを見失っていることがよく解った。
私自身写真は記録としての意味合いが、写真の価値の全てではないが非常に強いと考えている。そう考えると、写真の保存性やそれに対する普遍性というのは重要な物となってくる。デジタルは便利であるが、保存性を考えると疑問が残る、さらにプリントの美しさとなるとまだ従来の銀塩プリントに及ばないと思う。
富士フィルムも印画紙の「レンブラント」を近く製造中止とするらしい。RCペーパーはまだ製造するらしいが、銀塩プリントの環境はだんだん悪くなって行く。
しかし、私はこの世界の深みにだんだんはまって行くようだ。
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