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新宿ニコンサロンの使用承諾書が届いた。ニコンサロンのへの応募は3回目となる。自販機写真を撮り始めた2009年に初めて応募したが、そのころは記録としての自販機のある風景で作品性はあまり無かったと思う。あれから自分なりに突き詰め、今回応募した作品はかなり抽象的に雪に埋もれた自販機を捉えた物になっていた。たぶんそれが評価していただいたのだと思うが、もし会場に審査員の方々が来られていたら是非その辺りをお聞きしたいと思う。会期は7月22日(火)〜8月4日(月)となる。真夏の東京で雪に埋もれた自販機はにあうだろうか。
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昨日、福島の取材から帰ってきた。震災後の2013年10月に初めて宮古市を訪れ、自販機を通して見た震災の記録を始めた。報道等から流れてくる情報は画一化されていてどこか腑に落ちない所が多い。自分なりにこの震災を捉えてみたいという気持ちから始めた。現在取り組んでいる自販機通して見た日本というテーマの一つととも考えている。
昨年の11月には仙台から海岸伝いに宮古まで北上したが、そのとき見た風景は濃淡はあれ復興が進んでいる被災地であった。復興の現場で、そこで働く人の飲料水の補給と言うインフラの一翼を担う自販機の姿を捉えることができた。
しかし今回は悲しい現実を見て心が重くなり、不眠で疲れたからだが余計重たく感じる姿を見ることになった。私が入れたのは南相馬市の避難指示解除準備区域まてであったが、復興はまだ先のことで震災がまだ続いている現実を見ることとなった。避難指示解除準備区域は人が住んでは行けないというわけではないが、ほとんど住んでいる人を見かけることは無かった。何処にでもある普通の町並みの中で人っ子一人いない風景は不気味というしか無い。海岸付近では津波の後片付けも進んでおらず、津波で壊れた自販機も放置されていた。岩手や宮城でこのような風景を見ることは無い。
放射能という見えない危険を可視化するとなるとこのような景色になるのだと思う。
この先、この景色がどのように変わって行くのか追って行きたいと考えている。
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